白黒のフェイを吊るべきだったのか
連続ガードなしのアルティメット戦において、吊り余裕があるときにパンダを吊るべきか否か、というケースが発生してかなり村の議論も荒れたので、どちらが有効だったか考えてみます。
結論を先に言うと「パンダは吊るべきではない」となります。
真狼-真狂の2-2進行でのパンダ吊り
管理人ジェイは狼で、相方がマイク・メリル、そして狂人のヒューが人狼陣営でした。
3日目にスーザンとジェイが占い師COを、サンドラとヒューが霊能者COをします。
初日処刑のアンナは遺言で素村であることを明かしており、その晩には平和が出たので村目線でゲゲゲは追わなくてよく、真狂-真狼、真狼-真狂あるいは真狼-真狼の2-2進行となりました。
3日目に両占い師が黒を出して確定黒となったメリルが吊られた翌日、スーザンがロディ白(噛み合わせ)、ジェイがフェイ黒を出します。
フェイはスーザンの初日白であり、いわゆる「パンダ」の状態になります。ここで村は最終的にフェイ吊りをおこないますが、それまでの議論は割れており、霊能者ローラーを推す市民も多かったのです。
村陣営にとって最適な進行は、パンダ吊りだったのか、それとも霊ロラだったのか。これについて、霊界のアンナがズバッと一言で言い切っていました。
「フェイ吊るよりかは霊能2人吊り切って ジェイかスーザンを決め打つべきだったかな」
その通りだと思います。
ジェイ視点はすでに人外が全露出しており、あとは霊ロラで人外を1つぶして、6日目の決め打ちを待つだけという状態。
スーザン視点は、この日の時点でグレーが5人。もし不運な噛み合わせが連続しなければ、霊ロラを進めつつほぼ人狼を見つけられます。黒を引ければ終了ですし、白圧迫でも同じです。
※ 実際にはスーザンがGSを公表していたため、噛み合わせが連続して起こり、スーザン視点では最終的に2択が残り詰め切れませんでした。占いは対抗がいるときにGSを出すべきではないと思います。
というわけで、基本的には決め打ちが必要な日まで「パンダは吊るべきではない」ですし、霊能者よりも占い師視点での詰み盤面を目指して進行していくべきです。
占い視点で詰め切れる盤面であるなら、占い師の決め打ち1/2を当てることで勝てる道を目指すべきでしょう。
アンナの遺言が良かった
初日に吊られて霊界にいってしまったアンナでしたが、死に際も含めて管理人がとても好きなプレイングをしていたので紹介しておきます。
まず初日にメリル狼を見抜いていたアンナでしたが、市民票2つ、人外票2つをもらってあえなく吊られてしまいます。その際にアンナが遺したのが「私役なしね!」「追わなくていいです」という言葉。
これは村陣営にとってはとてもありがたい遺言です。
村陣営はいつもゲゲゲを警戒するのに、なぜか初日処刑が決まった人が遺言をのこさず吊られていくケースがたびたび発生します。
占いなら(回避するのがベストですが)COして白先を言う、霊能ならその旨を遺す、素村ならば今回のアンナのように潜伏死を追わなくて良い旨をしっかり言う、ということを実践すると村は助かると思います。
また、霊界でもしっかりエリックの謎発言にツッコミを入れつつ、フェイ吊りはなかったということを断言しており進行論もしっかりしていたようです。
初日に人外に票を重ねられて吊られたにもかかわらず、それについては毒づかず、最後まで雑な予想もせず事実だけをしっかりと捉えていて、個人的にかなり良いプレーヤーだと感じました。
ただフェイが狩人であるならば、黒出しされたときにCOするべきだと思うので、そこに関する意見は違いますね(笑)。
この記事の最終更新日は 2018年06月26日 です。